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| 「旅立ちのとき」 |
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5月のある日 アラカシの木の枝にタマゴを抱いている母鳩を見つけました。 展示場ということもあり鳩の糞害を心配しながら、その成長を見てみることに・・・ 母鳩は、雨が降ろうと、水がかかろうと巣を離れることもなく、ただひたすら卵を抱いているのです。 母は強し!
6月に入ると、巣の中に2羽のヒナが孵りました。 2階の事務所の窓を開けていると、時折、ククッ、クック、クック・・・と鳴くのが聞こえてきます。 親子の会話がなされているのでしょうか?「強く生きていくのよ!!」とでも。 少し大きくなったヒナは、お世辞にも可愛いとはいえなくなりました。
いよいよ旅立ちのとき 気が付けば、誰もいなくなった巣がアラカシの木の枝に残されていました。 ここ数日の間、鳩の成長をほのぼのとした気持ちで観察することが出来ました。 やっぱり鳩は、平和と幸せを運んでくれました。
鳩は、タバコのピースのデザインにも描かれているようにオリーブと共に平和の象徴です。 これは旧約聖書のノアの方舟の伝説にも関係しているといいます。 ノアは47日目にカラスを放ったがまだ水が乾く前であったからすぐに戻ってきた。ハトを放ったところ、オリーブの葉を咥えて戻ってきた。これによりノアは水が引き始めたことを知ったというのです。
希望を胸に旅立つ君よ、艱難辛苦を乗り越えよ!! いつかきっと、鳩のように両翼を広げ雨の上がった大空に羽ばたくことが出来るでしょう。
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