国産の木で建てる

森林国・日本がいまできること

日本は木の国、森の国―。国土の約7割を山林が占める日本。それにもかかわらず、木材の自給率は26%(平成22年度調べ)にとどまっています。つまり、世界有数の森林国でありながら、世界屈指の木材輸入国であるという矛盾を、日本は抱えているのです。

世界レベルで森林消失が進み、地球温暖化が叫ばれている現在、国内の豊富な森林資源を活用することが、どれほど重要かは言うまでもありません。

地元の木を使って建てる

熊本県球磨郡多良木町。南九州有数のこの木材産地に、新産住拓のプレカット工場はあります。ここの仕組みは至ってシンプル。

地元の林業家が山林から原木を伐り出す

この産地直送システムによって、素性のはっきりとした良質の木材を、適正な価格で提供することができるのです。この仕組みは、地元の(株)泉林業様、(株)尾方製材様、そして新産住拓ががっしりとタッグを組むことで実現しました。その背景には、一人でも多くの人に、ふるさと九州の素晴らしい木を使って、家族を守る住まいを建ててもらいたいという、熱い思いがあります。

多良木プレカット工場

天然乾燥の木を使う理由

「葉付き・天然乾燥」。
あまり耳慣れない言葉かもしれません。木は水分が抜けているほど、伸びたり縮んだりすることがなく、狂いの少ない家を建てることができます。昔の大工さんが、何年も乾燥させた材木を使って家を建てた話を、聞いたことがある方もおられることでしょう。

秋から冬にかけての木は、水分をあまり吸い上げず、含水率が低くなります。この時期に伐採し、葉をつけたまま自然に乾燥させることを「葉付き・天然乾燥」と呼びます。葉を付けたままにするのは、葉から自然に水分が抜けることによって、木が本来もっている薫り、色、つやを失うことなく、耐久性に富んだ材木に仕上げることができるからです。

最近では何でも早いことが良しとされ、乾燥も機械を使って強制的に行うことが主流になっています。しかし無理な乾燥は木に負担をかけますし、機械を動かすための化石燃料の使用によってCO2を排出してしまいます。CO2削減に貢献する木の家を建てるために、CO2を出しながら乾燥させるというのは、ちょっと矛盾した話です。せっかく太陽と風という大自然の恵みがあるのだから、ゼロエネルギーで、ゆっくり自然に乾燥させよう。それが新産住拓の考え方です。

家1棟建てるのに使う丸太です
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