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2020.7.30

耐震等級3+αが標準仕様?

こんにちは。合志展示場の畑崎です。

 

今回は新産住拓の標準仕様、『耐震等級3+α』についてご説明させていただきます。

 

「耐震等級3は聞いたことあるけど、耐震等級3+αってなに?」
「耐震等級3とどう違うの?」
という疑問にお答えさせていただければと思います。

 

まず「耐震等級3」とは、阪神淡路大震災以降に建築基準法が改正され「2000年基準」の新耐震基準が適用されました。
しかし、新耐震基準で建築されたお住まいでも2016年4月に起きました熊本地震では約40%のお住まいが被害を受けました

 


 

そこで熊本地震の経験をした私たちは、「耐震等級3」が最低条件ということを前提に「耐震等級3+α」を標準仕様としてご提案させていただきます。

 

前置きが長くなりましたが、それでは「耐震等級3+α」の中身についてご案内させていただきます。

 

 

1つ目の項目【骨太構造+長ほぞ】についてです。

 

新産住拓の木材は、一般の木造住宅よりもひと回り大きい木材を使ってるんです!

 

 

一般の木造住宅の柱の大きさは10.5cmのサイズが多いのですが、新産住拓の柱の大きさは12cm、通し柱は15cmが標準仕様となっております。

 

理由としては断面積が大きい程、家の強度が増すからです!
それ以外にも耐火性が優れたり、調湿効果も増します。

 

次に長ほぞについてです。

 

阪神淡路大震災や熊本地震など、直下型の地震が起こった時、柱を引き抜く力が加わります。
その結果、柱と土台、柱と梁をつなぐ箇所(ほぞ)が短かいと簡単に抜けてしまいます。

 

その為、新産住拓の「ほぞ」は一般の木造建築よりも長くなっているのです!

 

ほぞの長さは一般木造建築の1.5倍〜2倍の長さ12cmとなっております。

 

 

それだけではなく、角にくる柱はどうしても強度が加わりやすい為、+αで抜けにくくする為に込み栓と呼ばれる伝統建築工法を使って、抜けにくさを補填しています。

 

次回は2つ目の項目【強くて頑丈な基礎】についてご説明をさせていただきます。

 

もっと詳しく知りたいという方は是非、月に1度開催しております「住まい・る考察会」にご参加されてみてはいかがでしょうか?

 

 

合志展示場 畑崎勇介

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