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2020.10.29

香りのおはなし

通りを歩いていると、ひんやりと心地よい秋風に乗ってほのかに漂う金木犀の香りに、何とも言えない幸せを感じます。

 

“香り”と言えば、私の趣味のひとつにアロマテラピーがあります。
こころとカラダのセルフケアのために8年ほど前から始めました。
アロマテラピーと聞くと、“香りを楽しむオシャレな趣味”というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、実は意外と奥が深いのです。

 

香りは嗅覚を通して、脳に直接作用すると言われています。
嗅覚は視覚や聴覚、触覚、味覚といった五感の中で、唯一脳に直接働きかけます。

 

香りの分子を嗅覚がキャッチすると、喜怒哀楽などの感情や食欲などの本能を司る「大脳辺縁系」や、自律神経系を司る「視床下部」にその情報が電気信号となって伝わり、体温や睡眠、ホルモンの分泌、免疫機能などのバランスを整えてくれます。

 

また、大脳辺縁系には記憶を司る「海馬」もあるため、最近では、認知症のケアとしてアロマテラピーが用いられることもあります。

 

蚊取り線香の匂いに田舎のおばあちゃんの家を思い出したり、夕暮れの帰り道、どこからか漂ってくるカレーの美味しそうな香りに子どもの頃の懐かしい思い出が蘇ったりするのも納得ですね(o^^o)

 

新産住拓の住まいに使用している木材「杉」にも多くの香り成分が含まれており、その大半を占める成分「セスキテルペン類」には、“リラックス作用”“抗菌作用”があります。

 

展示場へご来場いただくお客様も、入ってこられてまず「木のいい香りがする!」とおっしゃっていただくことがよくあります。

 

これは私たち新産住拓の住まいづくりのこだわりのひとつ、木材を「天然乾燥」させることに大きなポイントがあります。

 

香りの成分は高温に弱いため、機械で急速に乾燥させる「人工乾燥」では、せっかくの香り成分が揮発してしまいます。
太陽と風の自然エネルギーで時間をかけて、じっくりゆっくり、てまひまをかけて乾燥させた木材(無垢材)は、家になってからもその恩恵を長く受けることができます。

 

新産住拓の展示場では、天然乾燥と人工乾燥での香りの違いを体感していただけるコーナーや、無垢材を使った木の住まいがもたらしてくれる心地よさの秘密を、研究結果をもとにイラストや図を使って分かりやすく解説した冊子をご準備しています。

 


▲香り、触りここちの違いを体感してみよう!

 


▲「杉」と同じく新産住拓の住まいに多く使われている天然乾燥の「ヒノキ」をカンナで削ったもの。クローゼットや靴箱に入れて香りをお楽しみください(#^^#)

 


▲「知ってる?健康に良い自然素材の木の家」監修:九州大学大学院 農学研究院・准教授 清水邦義氏

 

木の住まいを考えていらっしゃる方、ご興味のある方はぜひ、新産住拓の展示場へお越しください。
お待ちしております!

 

新産住拓の展示場情報はこちら

 

 

熊日RKK住宅展 西 優子

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