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2021.9.24

番外編「ウッドショックと建築現場」〜元・現場監督が送る新産工事レポート〜

熊本で自然素材を使った注文・新築戸建住宅を手がけています。
新産住拓の小山です。
実は、工事部から営業部へ異動となり、先月からゆめタウンはません横の「KAB総合住宅展示場」に勤務しています。

 

最近、ウッドショックという言葉を全国ニュースでも耳にする機会が増えてきました。
「聞いたことがある」「知っている」という方もいらっしゃるかもしれません。
住宅の材料となる輸入木材の価格が高騰しており、その状況を過去のオイルショック等になぞらえ「ウッドショック」と呼称されています。

 

ウッドショックが問題になっている理由、お客様にとっての影響は「金額の値上げ」「工期の遅れ」です。

 

現場では、一般的に基礎完成後の上棟工事に備えて木材を発注します。
ところがこの木材が、ご契約から材料発注時(工事の中では上棟の時期)までの数ヶ月で材料費が倍近くに高騰、最悪仕入れ不可という状況に陥り工期の遅れにもつながる…。
そういった事態が起きているところもあるそうです。

 

現場監督はお預かりした予算に基づいて工事を進めることが仕事ですので、これでは工事を進めることができなくなってしまいます。
当初の計画通りに材料が買えない事態が、“急な値上げ”“工事ストップ”に繋がる、というのが一連の流れです。

 

もちろん全ての住宅会社が、これに当てはまるわけではありません。

 

しかし林野庁の発表資料や、日本経済新聞等報道でもこのウッドショックは長期化すると見られています。

 

一度値上がりした価格が高止まりし、下落の兆候がまだ見られない状態です。
今後影響が広がることも予想されていますので、現在住宅をご検討、ご建築中の方は施工会社の対応を確認されることをお勧めします。

 

初回の記事でも触れましたが、新産住拓は住まいづくりに熊本の木を使用しています。

 

 

 

ウッドショックは住宅業界に多大な影響を与えている最中でありますが、一方ではこれを機に「日本の国産材活用が見直されること」も期待されています。

 

国産材を活用することは、山を手入れし良好な循環を作り出すことに繋がるため、日本の森林を守ることにも繋がります。

 

▼新産住拓の「熊本の木の家」についてはこちら
https://www.shinsan.com/concept/

 

新産住拓のウッドショックへの対応は、ぜひ営業、工事スタッフまでお問い合わせください。

 

 

KAB総合住宅展示場 小山 大輝

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