こんにちは！
熊日RKK住宅展の井上です。
“ハテナ”シリーズ、第24弾をお届けします！

 

今回のテーマは「保証」です。

 

前回、メンテナンスとアフターサービスについてお話ししました。
その中で保証について触れましたので、今回は長期保証についてお答えいたします！

 

まず、保証とはなんぞや・・・をお伝えする前に、間違えやすい「メンテナンスとアフターサービスと保証の違い」についてお話ししていこうと思います。

 

前回、「メンテナンス≠アフターサービス」という考えが大事です！
ということをお伝えしておりますが、保証もこれらとは異なります。

 

○メンテナンス
→住んだ後、不具合が発生した時の補修・改修のこと

○アフターサービス
→定期点検や困ったときに駆け付けてくれるサービスのこと

 

この２つは以前書かせていただいた通りです。

 

そして、保証とは、
「一定期間内で該当箇所に不具合があったときに無償で補修等をしてくれること」
を指します。
メンテナンスとの大きな違いは、有償か無償かということです。

 

そしてこの保証の中にも種類があり、大きく２つの違いがあります。

 

１．長期保証と短期保証
住宅の保証には長期保証と短期保証があります。
長期保証（法律に基づいた保証）については次項でお話いたします。
短期保証は、一般的にお引渡しから１～２年以内で設定されております。

 

短期保証に当てはまるのは、主にクロスや建具等の内装関係です。
逆に長期保証に当てはまるのは、建物の“主要構造部”です。
日常生活で目に見えやすい箇所は、短期保証での対応になる場合が多いです。

 

２．法律に基づいた保証と住宅メーカーの保証
こちらは前回のブログでも少し触れておりますが、住宅の法的保証は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」（品確法）に定められております。
品確法では新築住宅の請負契約において、引渡し日から10年間の保証をすることが義務付けられております。

 

保証箇所は建物の主要構造部で
○家を支える柱や梁・基礎など、建物の構造を司る部分
○雨水の侵入を防ぐ屋根や外壁
です。

 

品確法は法律ですので、各住宅メーカーは必ず順守しなければなりません。

 

また、この長期保証に付随して住宅メーカーで定めている保証が別にある場合があります。
メーカーの保証については、ご興味のあるお客様も多くいらっしゃるので、住宅メーカーのホームページ等でご覧になったことのある方も多いと思います。

 

このメーカー別での保証は要確認事項です！
保証の範囲はもちろん、特に注意するポイントは初期保証の期間です。

 

「最長○○年保証！」など言い方は様々ですが、最長は○○年であっても、実は更新型の保証で延長をしないと保証が途中で切れてしまうものもあります。
更新するには住宅メーカーの定める定期メンテナンスを行わないといけない場合が多いです。

 

ちなみに、こちらのメンテナンスは有償の場合がほとんどです。
途中でメンテナンス費用がかかるとかからないとでは、家計にも大きな違いが出てきます。
つまり、新築時からの初期保証が何年あるのか、というポイントが１番大切です。

 

保証について質問される際は、ぜひ、しっかり詳細をお尋ねください。

 

また、余談ですが、住宅メーカーとしても、メンテナンスが必要ないという前例がないと保証期間を長くできません。
つまり、初期保証期間が長いということは、住宅メーカーの信用度の表れでもあります。
そのような視点で見てみるのも面白いかもしれません。

 

お住まいづくりは建物が完成して終わりではなく、住み始めてからが本当のスタートです。
おそらく、何十年と新築された建物に住むことになると思います。
その中で、しっかりメーカーが保証してくれることも大事ですし、何十年とお付き合いできる会社がお客様としても安心いただけると思います。

 

一生に一度のお住まいづくりです。
お困りの際はいろいろお尋ねください！

 

新産住拓の保証・アフターサービスについてはこちら
https://www.shinsan.com/concept/after.html

 

保証や新産住拓の住まいづくりについて気になる方は、こちらのイベントもぜひチェックしてみてください。
https://www.shinsan.com/smile/

 

 

～熊本の住まいは熊本の木で～
熊日RKK住宅展　井上大樹